自分たちで育てたイワナの稚魚を長野県箕輪町の小学生が地元の川に放ちました。


3センチほどに育ったイワナの稚魚。
天竜川の支流・沢川(さわがわ)にやってきたのは、地元の箕輪南小学校の3年生およそ20人。
2022年12月から学校で卵をふ化させて育ててきた200匹ほどのイワナの稚魚を放流しました。
イワナの卵は、魚を育てることで命の大切さや、河川の恵みを知ってほしいと、地元の漁協から贈られたもので、子どもたちが水を交換したり、エサを与えたりしながら大事に育ててきました。
「体温(水温)が高いと死んじゃうことがわかった、元気よく生きてほしいと思った」
「いっぱい育ててイワナが増えてほしい」
(天竜川漁協2区支部・丸山茂登久支部長)「小さい生命の営みを大事にしてもらってこれからだんだん大きくなるんだよという成長を見てほしい」
漁協が箕輪町の小学校に卵を贈るのは初めてで、今後、参加する学校数を増やしていきたいとしています。