来年春に営業運転を予定している山形新幹線の新型車両が、きょう(24日)報道陣に公開されました。
こちらが山形新幹線つばさの「E8系」の新型車両です。

山形市出身の工業デザイナー奥山清行さんがデザインを手がけ、山形県の鳥である
おしどりをイメージした紫、蔵王をイメージした白、紅花をイメージした黄色の3色で彩られています。
きょう(24日)は宮城県利府町で新型車両が報道陣に公開されました。
特徴はアローライン形状と呼ばれる鼻先の長い形です。
空気抵抗が減り、東北新幹線E5系との連結で、宇都宮・福島間でこれまでよりも25キロ速い時速300キロの実現を目指すとしています。
まだ具体的な数字は明らかにされていませんが山形・東京間の所要時間も短縮されるということで、ビジネスや旅行での利便性向上が期待されます。
JR東日本では、2026年までに山形新幹線の新型車両を15編成105両作る予定で、来年の春から順次営業運転を開始するとしています。