静岡県の海岸に突如漂着したのは…“謎の鉄球”。23日に撤去されましたが、その正体は…「パヤオ」と呼ばれるブイ
実は漂着物、奥が深い世界なんです。漂着物を展示する美術館や、意外性たっぷりの“瓶”の漂着物。中には…億万長者になる可能性を持つ漂着物も!?

“謎の漂着物“正体は…魚を集めるブイ?

山形純菜キャスター:
静岡・浜松市の海岸に漂着した謎の鉄球ですが、23日撤去作業が行われました。

▼直径 約1.5m
▼重さ 約300kg

鉄球の正体は、浮き漁礁=パヤオで使用する“ブイ”の可能性があるということです。ロープなどで魚をおびき寄せる仕組みになっているということです。春一番の嵐のような風によって打ち上げられたのではないかとみられています。

こういった漂着物にも学会があることをご存知でしょうか?
2001年に「漂着物学会」というのが設立されています。漂着物の魅力を追求し、環境問題などあらゆる分野を網羅しているということです。

漂着物学会 藤枝繁 事務局長
「一般的にはゴミとして見られる漂着物ですが、時間をかけて遠くの国から海を渡ってくるというロマンがある」