静岡県浜松市の遠州浜海岸で見つかった“謎の鉄球”。きょう、撤去作業が行われました。この正体はいったい何なのか?さまざまな憶測が飛び交う中、海の専門家に聞きました。
静岡県浜松市の遠州浜海岸に流れ着いた直径1.5メートルほどの“謎の鉄球”。
記者
「謎の鉄球は、完全な球体ではありません。こちらには何かのマークでしょうか、浮き出た部分もあります」
おととい、通報を受けて現場周辺は一時、立ち入りが制限されましたが、警察が調べた結果、中身は空洞で爆発の恐れはないと確認されました。
この“謎の鉄球”の正体は?
東海大学海洋学部 山田吉彦教授
「おそらく沖合漁礁を設置するための『ブイ』だと考えられる。この形のものは、実際に鹿児島以南の海で、一般的に『パヤオ』と呼ばれるものを設置するときに使う」
山田教授によると、これは魚礁に使う「ブイ」だというのです。この魚礁は「パヤオ」と呼ばれ、魚が流木に集まる習性を生かし、ブイの下にロープなどを取り付けて魚をおびき寄せる仕組みです。そして、きょう、静岡県が撤去作業を行いました。
記者
「時刻は午前9時です。鉄球の撤去が始まりました。重機で引きずられていきます」
鉄球にワイヤーを掛けて重機で吊り上げると、砂浜を引きずるようにして運び、撤去作業は30分ほどで終了しました。
重さは約300キロほどあったという“謎の鉄球”。この後、浜松市内に一定期間保管され、持ち主が出てこなければ、スクラップされる見通しです。
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