四国遍路の世界遺産登録に向けた機運を高めようと、四国4県で23日、経済界のトップらによる遍路道の一斉点検が行われました。
おそろいのタオルを巻いて集まった参加者たち。
およそ1200キロにわたる遍路道を10キロずつ、105の区間に分けて点検しました。
このうち、愛媛県松山市御幸から石手寺を経て西林寺までの区間には、四国経済連合会の佐伯勇人会長らが参加し、歩くのに危険な箇所がないかどうかや、案内の標識が十分に設置されているかなどを確認していました。
この取り組みは、四国遍路の世界遺産登録に向けた機運を高めようと毎年実施されていて、今年は4県合わせて例年の5倍近くの5500人余りが参加しました。
四国経済連合会・佐伯勇人会長 ※四国遍路世界遺産登録推進協議会会長
「道の目印が置いてあるが、そういったものがもうちょっとたくさんあれば良いと思った。特に街の中は迷う。地元の皆さんの遍路に対する思いを積み重ねて(世界遺産登録への)機運を盛り上げていくことが一番の近道だと思う」
今回の点検結果は6月に高松市で開かれる協議会で報告され、遍路道の整備に役立てられます。
注目の記事
柏崎刈羽原発 再稼働容認へ…花角新潟県知事が繰り返す『信を問う』姿勢に“変遷”は「私はこの7年間、判で押したように同じことしか言っていません」

謎の恒星間天体「3I/ATLAS」の新画像 NASAが複数公開「宇宙人・地球外生命体の関与」は否定

「家族がクマに襲われた。血が出ている」クマが突如 頭上の木の上から…顔咬まれた女性は家に駆けこみ…

あま~い誘惑…「別腹」の正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい気持ちに打ち勝つには?医師が解説

【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】









