「うわー涙が出るよ」 かつてのような賑わいに大人たちも感激

いよいよ「トルナード佐伯」の開店日です。

(佐伯小学校6年生 尾崎里緒さん)「本日はお忙しい中、『トルナード佐伯』にご来店いただき、誠にありがとうございます」
「当店では、佐伯のおいしい特産物やここでしか買えないオリジナル商品も販売しております。ぜひ、手に取ってみてください」

自分たちで農家と交渉して、店先いっぱいに並べだ野菜。開発したオリジナル商品の売れ行きも好調です。

(訪れた人)
「ほら。リンゴの形」
「ああ~、いいわねえ。アイディアだねえ、みんなすごい」
「子どもが作ったのよ」
「わあ、すてき、すてき」

「子どもたちが手作りでしてくれたと思ったらうれしいです。ずっとこれからも頑張ってほしいなと思います」

大人だけでなく地域の子どもたちにも楽しんでほしいと、廃材から作った積み木も考案しました。

(訪れた人)「すごく地域を巻き込んでやろうという思いがこの『トルナード』という名前にも入っていてすごいなと。盛り上がっていくといいですね。(人が)少なくなっているけど」
旧山田小学校に、久しぶりに子どもたちの声が響きました。かつての活気を今に伝える写真に地元の人も感慨深げです。


(訪れた人)
「うわー、これ。涙が出るよ。昔は多かったからなあ、子どもが…」
「楽しかったなあ」
「このままずっと(活動を)続けてほしいなと。こんなにみんな集まってくれたらうれしい」
「うれしいです。みんな集まっていろんなコミュニケーションもできますし」
「いい催しものだと思います」

町の内外から150人近くの客を迎えた旧山田小学校と佐伯のまちには、笑顔があふれました。
(佐伯小学校6年生 須藤星七さん)「地域の人が優しく接してくれて、この『トルナード佐伯』が賑やかになっていたのでよかったです」

(佐伯小学校6年生 野山侑生果さん)「商品は完売したものが結構あって、うれしかったです」
(佐伯小学校6年生 谷圭さん)「中学校で何かしら地域の役に立てるようなことをしてみたいなあと思います」

「地域の元気を取り戻したい」。子どもたちの思いはこれからも広がっていきます。

「ありがとうございました!」
