寒い日が続きますが、夏にかけての長期予報について、星野予報士に伝えてもらいます。
気象庁は21日、春から夏にかけての長期予報を発表しました。まず3月から5月にかけての3か月予報では、気温が3月は平年より高く、4月と5月は平年並みか高い予想となっています。寒気の影響を受けにくいため、春先から暖かな日が多く、サクラの開花も平年より早くなる可能性があります。

そして、気になる夏の予報についてですが、仙台管区気象台は夏の前半を中心に大陸のチベット高気圧と日本の東の太平洋高気圧の北への張り出しがともに強まり、東北地方には暖かな空気が流れ込みやすくなるとみています。

仙台管区気象台地球環境・海洋課 近藤満技官:
「暖かい空気に覆われやすく、高温傾向の予報です。早めの熱中症対策など、健康管理に注意してください」

このため、夏の長期予報で、気温は平年並みか高い傾向となりました。特に夏の前半、6月や7月から厳しい暑さになることも考えられます。また、降水量はほぼ平年並みの予想ですがやはり例年と同様、梅雨の時期などの大雨には注意が必要です。
