高知県議会2月定例会が開会し、県は4800億円規模の来年度の当初予算案などを提出しました。濵田知事は「県勢浮揚への道筋をより確かなものにしたい」と決意を述べました。

県の来年度の一般会計当初予算案は4785億円で、新型コロナや物価高騰対策のほか、牧野富太郎博士を題材にしたドラマ、「らんまん」の放送に合わせた観光振興、関西との経済連携、デジタル化・グリーン化・グローバル化の推進など、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた政策を進めます。

(濵田省司 知事)
「3年以上続いたコロナ禍への対応は大きな転換点を迎え、社会経済活動の正常化に向けた動きが一段と加速することが見込まれます。一方、いまだ終わりの兆しが見えないのが物価の高騰です。このような社会経済情勢の大きな変化の波に柔軟に対応しながら、連続テレビ小説『らんまん』の放送開始や大阪・関西万博に向けた関西圏の経済活力の高まりという追い風をしっかりと捉え、県勢浮揚への道筋をより確かなものにしたいと考えています」

県議会2月定例会は来週から一般質問が行われ、来月22日に閉会する予定です。