性別で決まることの多い「制服のあり方」を見直す一歩となるのでしょうか?子どもたちが学校で着用したい制服を自由に選べることを求めて、LGBTQを支援する団体などが岡山県教育委員会に約1万5000人分の署名を提出しました。
約1万5000人分の署名を提出したのは、LGBTQ・性的マイノリティを支援する団体などで作る「香川・岡山で制服自由選択制を求める会」で、岡山県教育委員会の担当者に手渡しました。
署名は、2022年8月からオンラインで集めたもので、学校で着用する制服を「男子は学ラン・女子はセーラー服」のように性別で縛るべきではなく、「子どもたちが着たい制服を自由に選択できるべきだ」と要望しています。
(香川・岡山で制服自由選択制を求める会 中本菜穂子さん)「自分の着たい制服を着て、楽しく自分らしい姿で学校に行って、勉強をしっかり楽しめたり、通いやすい楽しい学校になったらいいなと思っています」
(岡山県教育庁・梅崎聖教育次長)「学校現場でも、しっかりこのことについて話し合えるような環境を作っていきたい」
「求める会」では2022年12月、香川県教育委員会にも署名を提出していて、引き続き全国にも活動を広げていきたいとしています。