愛媛県今治市は、消防でのパワハラ問題などを受け、来年度、外部の相談窓口を設置するなどハラスメント対策を強化することがわかりました。

今治市の消防では、部下への暴力や暴言に加え仮眠時間に筋トレをさせたり救急用のチューブを鼻から差し込んだりしていたとして、去年、中央消防署の消防士ら2人が停職などの懲戒処分を受けました。

こうした問題などを受け、今治市は来年度、外部の専門家によるハラスメント相談窓口を設置する方針を固め、来月開会する定例議会に必要な予算を提案することが分かりました。

また今治市では来年度、人事課内にハラスメント対策に特化した係を設ける案も浮上していて、消防をはじめ全職員がハラスメントについて相談できる体制を強化する方針です。