小学生が、香川有数の観光地・「屋島」の活性化を目指します。山上にある新屋島水族館で1年間、児童が自ら考え進めてきた「PRプロジェクト」を実践しました。
(小学生)「ちょっとお時間いただけますか?」「新屋島水族館には、日本には珍しいアメリカマナティが6匹中2匹もいたり、可愛いイルカちゃんたちのショーも見ることができるので」
児童たちが観光地・屋島を訪れた人に声をかけます。新屋島水族館が、PRプロジェクトの実践の場です。香川大学教育学部附属高松小学校の児童らは、水族館の一員として魅力を発信しようと学習を続け、独自のパンフレットも作りました。
(児童)「魅力とか、どういう動物がいるかとか、よかったなというところを書いた」「たくさんの人が来てもらえたらいいなと」
パンフレットに書かれているのは、児童たちが目で見て耳で聞いた情報です。「新屋島水族館をもっと知って欲しい」という思いが込められています。新型コロナの影響からようやく回復の兆しが見え始めた中、自分たちも楽しめる施設をPRすることで賑わいを作り出したいと考えています。
(児童)「新屋島水族館はとても魅力的なところなので、ぜひいろんな人に知ってもらって、たくさんの人に来て欲しいです」
(新屋島水族館 櫻井俊行館長)「僕たちも一生懸命やっているんですけど、ああやって周りから、それも子どもたちが応援してくれることで後押しになるというか、一緒になって屋島を盛り上げていければなと」
屋島を好きになってくれる人を一人でも増やしたい。児童たちが観光地「屋島」の未来を作ります。