岡山の「市民の台所」である岡山市中央卸売市場が、昨年60周年を迎えたことを記念したパネル展が、岡山市役所で開かれています。

写真越しに、かつての活気が伝わってきます。歴史を物語る写真が多く展示されている、パネル展です。

岡山市中央卸売市場は、1962年現在の岡山市北区青江の岡山赤十字病院のある場所に開設されました。しかし、敷地面積が狭かったことなどから、40年前に現在の場所に移転しました。

現在の市場の取扱量は、最盛期だった1991年度に比べると半分近くまで落ち込んでいて、岡山市は昨年「商品のブランド化」や「販売方法の多様化」などに取り組む経営戦略を新たに策定しています。

岡山市中央卸売市場の歴史を振り返るパネル展は、岡山市役所1階であす(22日)まで行われています。