きょうの関東地方は、南風が強く吹いている影響で南部を中心に気温が上昇し、春のような陽気となっています。

千葉県では、15の観測点すべてで今年の最高気温を更新しました。

東京や千葉、神奈川など関東地方の南部では、千葉や神奈川などの沿岸部で南寄りの風が強まっている影響でけさから気温が上昇し、午後3時現在の最高気温は、神奈川県の海老名で21度、東京の羽田で20.5度、府中と千葉県の横芝光町で19.9度、水戸で19.6度、横浜で19.3度、東京で18.5度など、春のような陽気となりました。

なかでも千葉県は横芝光町の19.9度を筆頭に、茂原と市原市の牛久で19.6度、館山で19.4度、鴨川で19.2度を観測したほか、銚子では5月上旬並みの19.1度を観測するなど、県内の15の観測点すべてで今年に入ってからの最高気温を更新しました。

千葉県内は風も強く、JR内房線と外房線は一部区間で一時運転を見合わせました。

ただし、これまでのところ暖かい南風は東京都心までには入ってきておらず、きょう中に関東地方に春一番が吹く可能性は低そうです。