今年に入り全国では、バックカントリーの事故が相次いでいますが、福島県内でも、遭難事故が過去に発生しています。

県警察本部によりますと、2011年以降、県内ではバックカントリーでの遭難事故が7件発生しました。

オーストラリア人の男性「バックカントリースキーをしていて迷ってしまった。体は大丈夫。」

2016年、北塩原村の猫魔スキー場でバックカントリースキーをしていたオーストラリア人の男女6人が遭難しました。この時、6人にけがはありませんでした。

2011年以降、県内で発生したバックカントリーの遭難事故7件のうち、6件は県外から訪れた人によるものでした。

コロナ禍以降は観光客が減少したということもあり、直近の3年間は県内でバックカントリーの遭難は発生していません。

しかし、コロナが落着き、インバウンドによるスキー旅行などもこれから増えると予想され、県内のスキー場でもバックカントリーでの遭難が起こる可能性は十分にあります。