新潟県議会議長を務める自民党の小島隆 県議と事務所関係者らが政務活動費をだまし取ったとして、詐欺の疑いで書類送検されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。小島県議は議長を辞任する意向です。
詐欺の疑いで16日、書類送検されたのは新潟市中央区選出で自民党の小島隆 県議と事務所関係者2人の合わせて3人です。

捜査関係者によりますと小島 県議らは2015年から2017年にかけて政務活動費の収支報告書にうその記載をして、合わせて120万円を騙し取った疑いがあるということです。

小島 県議をめぐっては当時の秘書の給料について支払っていないのにもかかわらず、政務活動費から支払ったと収支報告書に記載し、78万円を不当に得たとして2020年に新潟市民オンブズマンが刑事告発していました。

小島 県議は22年8月から県議会の議長を務めていました。

BSNの取材に対して小島県議は「報道で世間を騒がせていることの責任を取り、議長の職を辞任する。次の選挙には出ない」とコメントしています。
