“敷居の低い飲食店”とは…
この日は店のオープンに向けた打ち合わせ。

(怜音さん)「すみません、あの僕チックという病気で声が出ちゃうんですけど、入ってもいいですか?」
(バーのマスター)「いいですよ」
初めて訪れる店や初対面の人には、事前に病気のことを伝えることもあります。
(怜音さん)「お疲れ様!座ってよ」
店づくりを手伝ってくれるのは、配達員仲間の男性(29)です。
「自由で壁のない店を作りたい」という怜音さんの想いに共感しています。

店のコンセプトと店名について、話し合います。
(怜音さん)「オシャレな雰囲気にするとチックの人は来づらいのよね」
「それよりは、わいわいしていて沖縄民謡が流れているとか。人の距離が近い店の方が絶対に楽しいと思うから」

(怜音さん)「店の名前、インパクトがあるのが良いよね。元気とか優しさを前面に押し出せる名前とか」


(怜音さん)「例えば、“あいよ”という名前を使うとかさ。“絶叫居酒屋”でもよいし」
(配達員仲間の男性)「あいよは良いの?使っていいの?」
(怜音さん)「全然いいよ」