富山県小矢部市は、新年度の子育て支援策として、子ども1人につきコメ10キロを配ります。市内に住む1歳から高校生までが対象で、地元産のコメが引換券で配布されます。
16日の記者会見で、小矢部市の桜井森夫市長が発表しました。

小矢部市 桜井森夫市長:「丼ごはん2杯や3杯はどうやら当たり前のようでございますので…。子育て支援、小矢部市の基幹産業である農業を下支えする、加えて食料自給率の上昇という意味で『一石三鳥』の効果があると確信しております」
小矢部市では、今年度、子どもがいる「世帯」に対して、2回コメの引換券を配布、引換率は平均86.5%と好評だったということで、新年度から対象を拡充。1歳から高校生までの想定3625人を対象にしました。



子育て中の女性:「(今年度の分を)もらって今食べているところです。物価高ということもあるのですごく家計的には助かります」
子育て中の男性:「奥さんの実家がおコメを作っているので、うちは(今年度分を)あげちゃった。欲しいという方にお渡しして、その人は喜んでいたみたい」
おコメ引換券配布事業1515万円は、小矢部市の3月補正予算案に計上されています。