岡山市は児童扶養手当の受給者2人に対し、誤って関係書類を入れ違え送付したと発表しました。誤って送付された文書には、受給者の氏名や住所、支給額などが記載されていたということです。
「児童扶養手当」は所得などの制限があるものの、離婚や死亡などで両親がいない18歳までの子どもらを育てる人に対して支給されるものです。
岡山市によりますと、2023年2月3日、岡山市内の児童扶養手当受給者2人に対して「児童扶養手当証書」を送る際、誤って入れ違えて送ってしまったということです。2月6日に一方の受給者から岡山市に電話があり、文書が誤送付されたことが判明しました。市はもう1人の受給者に電話で経緯を説明し、謝罪をしたということです。
誤って送付された文書には受給者の氏名や住所のほか、手当が支払われる金融機関や支給額などが記載されていました。
岡山市は、文書封入の際に複数人での確認を徹底するなど、再発防止に努めるとしています。