出演したアダルトビデオの無修正の画像がインターネットの動画サイトに流出したのは、制作した会社などの責任で、プライバシー権や名誉権を傷つけられたとして、タレントの渋谷果歩さんが740万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こしました。

訴えなどによりますと、タレントの渋谷果歩さんは2016年9月アダルトビデオに出演しましたが、この時撮影された映像で、一般に販売されていない無修正のものが、去年1月に動画サイトに投稿されているのを確認したということです。

渋谷さん側は無修正の動画が公開されることには同意しておらず、制作した会社などが流出防止のための措置を怠ったとしています。

こうした行為のためプライバシー権や名誉権などが侵害されたとして、制作会社や監督らを相手に740万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。