新潟市内の保育施設で職員による不適切な保育が確認されたことを受け、新潟市は、市内の保育施設を対象に動画での研修を進めています。
日々子どもたちと向き合う保育の現場ではどう感じているのかを、新潟市西蒲区にある『新潟市立 中之口こども園』で取材しました。

【記者リポート】「園児がお昼寝をしている時間の合間を縫って、日替わりで動画研修を受けています」

新潟市が国や新潟市のガイドラインに沿って作った動画では、不適切保育に繋がる事例を紹介しています。

何かを出来なかった子どもに対して「赤ちゃんみたい」と言ったり、列に並ばない子どもの腕を引っ張ったりすることなど…が具体的な例として挙げられていました。

【1歳児クラス担任】「余裕がないと、子どもの自発的な行動を待たずに声をかけてしまったりしがちなのかなって思うので、自分から他の職員に声を出して『助けて欲しい』と伝えていくことも、不適切な保育を防ぐのに大事なところかなって」


【3歳児クラス担任】「自分では気づけないことも、職員間で声を掛け合うことで改善できたりとか」