3月3日の桃の節句にあわせて制作が進んでいます。お雛様を模した木のコマ、「ひな独楽(ひなごま)」の制作が青森県弘前市の津軽藩ねぷた村で行われています。
「ひな独楽」を制作しているのは、青森県の伝統工芸士で弘前こけしの工人、長谷川健三さん(80)です。
長谷川さんは、青森県弘前市の津軽藩ねぷた村が創業して間もない、1983年から「ひな独楽」づくりをはじめ、今年でちょうど40年を迎えました。のみで削りだしたイタヤカエデの木を顔料で色づけして、最後に長谷川さんが迷いのない筆遣いで顔を描くと「ひな独楽」の完成です。
※弘前こけし工人・県伝統工芸士 長谷川健三さん「(ひな独楽は)回すのはもちろん回せるけど、飾って見てもらうのが多い。ちょっとした所に飾ってもらいたい、小粋な感じで」
「ひな独楽」は、手回しのものからずぐりなどと組み合わせた組み独楽(くみごま)まで4種類あり、津軽藩ねぷた村でひと組2300円から1万2000円で販売されています。














