サントリーホールディングスの新浪社長は、現在、日銀が行っている大規模な金融緩和について、「いずれやめるべき」との考えを示しました。
サントリーHD 新浪剛史 社長
「金融緩和をすることは(経営上)想定されてるかどうかは別にして、すべきかどうかというと、Exitすべきだと思います」
サントリーホールディングスの新浪社長は、現在、日銀が行っている大規模な金融緩和について、「いずれやめるべきだ」との考えを示しました。
そのうえで、すぐに政策を転換する「西洋型の薬」ではなく、「人材の流動化ができる仕組み」を作った上で、時間をかけて「漢方薬のように緩和をいずれやめる施策を政府がしっかりと出すべきだ」と話しました。
一方、原材料高などを背景に相次いでいる食品の値上げについては、「生活に必要なものなので客に受け入れられつつある」と述べましたが、今後の価格改定については「客の反応を見ながら考えなければならない」と慎重な姿勢を示しました。
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