卒園を控えた園児に、「思い出を作ってほしい」と、長野県飯田市の温泉施設が、園児を温泉プールに無料招待しました。

15日朝の最低気温が氷点下5.4度と冷え込んだ飯田市ですが、園児がはしゃぐプールの中は32.5度。

市内で唯一という「温泉のプール」で、一般の「温水プール」より水温が4度ほど高いといいます。

「(プール入ってどう?)あたたかかった」

「とってもあたたかいから気持ちいい」

施設では、20年以上前から、毎年この時期、地元の卒園前の園児を無料で招待していて、慈光松尾(じこうまつお)保育園の年長組の園児50人ほどが招かれました。

(ほっ湯アップル・小木曽博人社長)
「大勢の園児がプールで楽しく遊んでいただき、良い思い出をつくっていただくことは、私どもにとっても、大変うれしく思うところです」

新型コロナの影響で、園児の無料招待は2年ぶりで、来週も別の園児を招待する予定だということです。