浜松市はいま、空き店舗を改修して新たな事業を起こす「リノベーション」による街づくりを支援しています。浜松で進む深刻な「中心街の空洞化」。官民連携で、街のにぎわい復活に挑みます。
<山口駿平記者>
「すてきな雰囲気なこのスペース。こちらも元々空き店舗でした」
ある時は食堂、ある時は製本屋として使われているスペースは元々、浜松市の街中にあった雑貨店でした。10年ほど前に閉店した後、空き店舗となっていましたが、浜松市が開催する「リノベーションスクール」を卒業した大端将さんが2019年に複合スペースとしてよみがえらせました。
<みかわや|コトバコ管理人 大端将さん>
「いまあるものを使わずに、どんどん新しいものを建てていくっていうのがちょっと違和感がありまして、せっかくある空間とか場所だったら、それをうまく工夫して使うことで、新しく無駄なものを作らないことに意義があると思って活動をしています」
2月14日は事業の成果を披露する視察会が行われ、鈴木康友市長や浜松市の職員など15人が参加。浜松市内のリノベーションした店舗9か所を訪ねました。シャッターを閉じた商店が並び、深刻な「中心街の空洞化」に悩む浜松市。大端さんは空き店舗が持つ独特の魅力を活かすべきと考えています。
<みかわや|コトバコ 管理人 大端将さん>
「この建物に昔、仕事で来ていたような方がまた、20年後くらいにここでご飯を食べてくれるとか、そういった長い歴史をお客さんから聞いて感じるところがある。単純に僕らが新しくやるよりかは、元々ここを懐かしがる人たちが訪れることは、普段来ないお客さんが訪れることにもつながっているのでは」
いまあるものを再利用して、新たな価値を創り出す「リノベーション」。街のにぎわい復活に向けた一手として、期待が寄せられています。
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