北陸電力が国に申請した電気料金の値上げについて、一般の意見を聞く国の公聴会が14日富山市で開かれています。市民からは「金食い虫の原発から撤退すべき」などと値上げに反対する厳しい意見も出ています。

北陸電力は、燃料費の高騰で一般家庭用の電気料金について平均45.84%の大幅な値上げを申請していて、現在、経済産業省で審議が進めらています。

公聴会は、国が市民の声を聞くために開催されるもので、会場とオンラインあわせて8人が北陸電力の値上げについて意見陳述を行っています。

参加した人からは、「利用者に負担を求めるのではなく、金食い虫の原発から撤退すべき」など値上げに反対する声や、値上げ幅の圧縮を求める意見があがっています。

国は公聴会での意見も踏まえて、値上げの認可を審査します。