抗原検査キットの補助を
清山会医療福祉グループ 山崎英樹代表:「(マスク着用)が緩和されていくと、当然施設へのウイルスの入り込みが増えますので、職員の抗原検査を頻繁にやる必要があります。この場合抗原検査キットの補助をしっかりしていただく必要がある。水際対策を強化しても必ず入ってきますから、抗ウイルス薬もありますので、高齢者施設で抗ウイルス薬が処方できるような医療体制が必要になります」

このほかにも換気のためのサーキュレーターや空気清浄機などもさらに必要になる可能性があるといいます。職員は今後も勤務中はマスクの着用が推奨されています。
いずみの杜診療所 國吉明さん
「正直やはり不安に思う部分はあります。(入居者には)行動や好きなことで制限することが多くなってしまい苦労を掛けてしまった。引き続き感染対策を講じながら段階的に状況を見ながら対策を続けていければと思う」

緩和まで、あと1か月。新しい生活に向け、手探りでの準備が進みます。
改めて、マスク着用の見直しについて確認します。3月13日からは「個人の判断」に委ねられますが、
・医療機関を受診する際や
・通勤、通学ラッシュといった混雑した電車やバスに乗る際
・重症化リスクの高い人が多い高齢者施設や医療機関を訪問するときなどは着用を推奨するとしています。

また、学校での対応について4月以降、教育活動ではマスク着用を求めません。
卒業式も校歌斉唱時などを除いて児童・生徒や教職員は着用しないことを基本とするとしています。














