トルコ南部を震源とする大地震。発生からまもなく一週間となりますが、犠牲者は隣国シリアと合わせて3万3000人を超えました。

ロイター通信によりますと、トルコ南部ハタイ県では12日、10歳の女の子が倒壊した建物の中から147時間ぶりに救助されました。

地震発生から13日で一週間を迎えますが、死者は増え続けていて、トルコ当局は2万9000人を超えたとしているほか、隣国シリアでも3500人以上が死亡していて、犠牲者は合わせて3万3000人を超えました。

こうした中、崩れかけた建物による二次災害を避けるため建物の点検作業と取り壊しが進められていて、シリア国内では合わせて4000棟の建物について点検を行う必要があるということです。