山口市の新年度当初予算案が発表されました。新本庁舎の整備などで、一般会計は950億8000万円と過去最大の規模となりました。
伊藤和貴・山口市長「令和5年度当初予算を『元気山口 新たな歩み』予算と位置づけまして、後期基本計画におけるまちづくりの新たな歩みをしっかりと進めることが可能となる積極型の予算として編成したところでございます」
山口市の新年度一般会計当初予算案は、今年度から5.1パーセント増えた950億8000万円で、過去最大となりました。新たに「農山村づくり推進課」を設置して取り組む「農山村にぎわい創出事業」など9つの新規の事業が盛り込まれています。
主な歳出では、「新本庁舎整備事業」におよそ41億7300万円、萩市や防府市と連携した「消防通信指令業務」の共同運用におよそ13億8400万円を計上しています。
歳入では、新本庁舎建設などに伴って、市債を今年度と比べて36.1パーセント増の127億3000万円で見込んでいます。財政調整基金は18億円取り崩し、2023年度末の残高は13億5800万円と過去最少となる見込みです。
予算案は、17日からの市議会定例会に提案される予定です。














