去年1年間に宮城・岩手・福島の3県にある震災伝承施設を訪れた人の数は、2017年の調査開始以来、過去最多となりました。

これは「3.11メモリアルネットワーク」の調査で明らかになったものです。

調査結果によりますと、去年1年間に被災3県にある35の震災伝承施設を訪れた人の数は、のべ114万9025人で前の年から30万人以上増加し調査開始以来、過去最多となりました。

3.11メモリアルネットワークは要因について、年々震災伝承施設が増加していることに加え、新型コロナによる行動制限などが緩和されたためと分析しています。

また、オンラインを含めた震災学習プログラムに参加した人の数もコロナ禍前だった2019年以降、最も多くなりました。