3年前から始まり、もはや当たり前となった、マスクをつけての出勤風景。この光景が変わるのでしょうか。岸田総理はマスクの着用について3月13日から「個人の判断に委ねる」方針を示しました。その一方で戸惑いの声も上がっています。
「どちらかがクレームが出たりとか、嫌な思いをしたりとか…」
新型コロナの流行が始まって4年目。
大学生
「マスクにわりと慣れちゃった節もあるので、外すのが怖いなっていうのがある」
大学生
「結構、息苦しいので(マスク)早く外したいなと」
政府は、マスク着用について、3月13日から原則、「屋内・屋外問わず個人の判断に委ねる」方針を正式に決定。個人の判断の参考となるマスク着用に関する指針も示されました。

全員の着席が可能な新幹線や高速バスではマスクを「外すことを容認」。
一方、通勤ラッシュ時等の混雑した電車やバスでは「着用を推奨」します。
80代女性
「いまも銀座線に乗っていたが、朝なんかも超満員。混んでいるところでは心配。(Q.マスクを着けようかなと?)そうですね」
40代男性
「(新幹線でもマスクを)着けます。ついたてとかそういったものない。横の人との距離もだいぶ近いので」
個人の判断に委ねられたマスクの着用。困惑している施設もありました。
幅広い年齢層でにぎわう都内のボウリング場「東京ポートボウル」。
現在、利用客にマスクの着用を呼びかけています。3月からこの呼びかけをどうするのか、悩みを抱えていました。
東京ポートボウル 東海林忠勝社長
「若い方は基本的に外したらいいだろうと。ご年配の方は“マスクしていなきゃ”っていう認識の方が多数いらっしゃると思う。どちらかがクレームが出たりとか、嫌な思いをしたりとか、そういうことにならないかという懸念がある」















