高知県四万十市の小学生が高校生に教わってブシュカンを使ったスイーツ作りを体験しました。

四万十市古津賀の幡多農業高校生活コーディネート科では、地域食材に親しんでもらい食育につなげようと料理教室を開いていて、10日は利岡小学校の3、4年生5人が参加しました。作るのは、ブシュカンを使ったスコーンです。生地には、チョコレートと、ブシュカンの皮を煮詰めて作ったマーマレードを練り込みます。生地を切り分けてオーブンで焼き、およそ15分後良い香りが漂ってきました。焼き上がったスコーンには色とりどりの飾り菓子をトッピングしていきました。

(児童)
「楽しかった。『おいしくな~れ』って思いながら作った」

(高校生)
「自分達でも難しいところがすぐに出来ていてすごく上手でした」
「特産物を使った料理を地域の小学生と一緒に作ることが出来てそこから、どんどん色んな人に広がっていったらいいなと思います」

完成したスコーンは感謝の気持ちを込めたメッセージを添えて両親など大切な人にプレゼントするということです。