11日から長野県飯山市で冬の恒例イベント「いいやま雪まつり」が開催されます。
新型コロナの影響で2022年は中止を余儀なくされ、2023年は2年ぶりの開催。
地元の人たちは観光客の増加に期待を寄せています。


迫力のある雪像が街を盛り上げる北信濃の風物詩「いいやま雪まつり」。
2022年は新型コロナの影響でイベントが始まって以来初めての中止に。
2年ぶりの開催、そして40回目の節目を迎え、地元の人も気合が入ります。
開催を2日後に控えた9日、6体の雪像が並ぶ公園で男性2人組が作っているのは、奈良沢地区の伝統的な祭に登場する「大天狗」。
「本来だったら夜やるときにまかないで鍋とか持ってきてテントの中で食べたりしてるんですけど、来年は例年通り楽しく飲みながらやれればいいな、そういう現状を切り開くという意味でこの刀」
さらに商店街でもミニ雪像がお目見えし、地域一体となって雪まつりを盛り上げます。
「大勢の人に来て見てもらいたいんだけどちょっと天気が心配でもみんな楽しみにしてますこれも久しぶりに作る」
新型コロナの感染対策のため2023年も前回に続いてメイン会場は設けず、市内8カ所に分散して行われます。
飯山駅前の新町地区では、地元の有志が高さ6メートルにもなる大規模な雪像を制作。
実行委員会は市内各地を巡って雪まつりを楽しんでほしいとしています。

(高柳宏章実行委員長)
「コロナの影響でどうしても空気が沈みがちなんですけどそれをなんとか雪まつりで活性化させたいという思いでメンバー一同頑張ってきました、また飯山に来たいなと思ってもらえるような雪まつりになればいい」
いいやま雪まつりは11日から2日間の日程で開かれます。