新型コロナの収束やウクライナ侵攻の終焉を願った長野灯明まつりが始まり、2年ぶりに善光寺が光で彩られました。

カウントダウンとともに色鮮やかに照らされた善光寺。

善光寺やその周辺をライトアップする長野灯明まつりは、1998年の長野オリンピック開催を記念して2004年に始まりました。

新型コロナの影響で2年ぶりの開催となった2023年のテーマは、「平和への想い~想いの継承~」。

コロナの収束に加え、ロシア軍の侵攻を受けるウクライナの平和を祈り、鐘楼は国旗にちなんだ青と黄色に照らされています。

善光寺の山門には、北信地域の高校生などの切り絵をあしらった大灯籠が並びます。

隣の城山公園では、「未来のゆめ」をテーマに地元の小学生が制作したおよそ650基の灯籠が、やわらかい光で照らしています。

長野灯明まつりは、12日まで行われます。