連日の暖かさから一転、9日の富山県内は冬型の気圧配置となり、朝はこの時期らしい冷え込みとなりました。こうした中、県中央植物園ではウメが咲き始めています。

富山県内は冬型の気圧配置の影響で、最低気温は、上市で氷点下3.7℃、八尾で氷点下1.2℃と前の日までの暖かさから一転、県内6つの観測地点で0度を下回りました。

連日の暖かさの影響で、県中央植物園では早咲きの梅が咲き始め、早くも春の気配が漂っています。

雪が残る園内では、濃い紅色の「鹿児島紅」などがあでやかに咲きそろっていて、降雪量の多かった去年やおととしと比べると、3週間ほど早い開花となっています。

このあとの富山県内は次第に高気圧に覆われる見込みで、日中の最高気温は、富山、高岡市の伏木ともに6℃の予想となっています。