◆新型コロナの感染対策が有効

流行が長引くおそれがあり、注意が必要な3シーズンぶりのインフルエンザ。感染対策としては、ワクチン接種のほか、すっかり暮らしに根付いた新型コロナの感染対策が有効で、進藤院長は今後も徹底してほしいと話しています。

しんどう小児科 進藤静生院長「全く予防接種していない人は間に合うかどうか分かりませんが、受験生は特に、まだ3月に高校入試がありますよね、ですから今からでも遅くないので、かかってない方はされたほうがいいのかなと思います。もちろん、それプラスうがい、手洗い、マスクですね。人混みに行かないということが大事」
◆幼稚園の感染対策
流行の拡大に伴って、子供たちが学ぶ施設にも影響が広がっています。福岡市早良区の幼稚園です。外遊びから帰った園児たちは、まず念入りに手を洗います。さらに、部屋に入るときには手指を消毒することにしています。加えて、園に来たときや帰るとき、給食の時間など、1日4回の検温をしています。これだけ感染対策を徹底していても、先月31日には園児24人がインフルエンザで欠席。休園の一歩手前まで追い込まれました。

飯倉幼稚園 牛島武史園長「先月23日の週から、すごく増えだしまして約2週間ですね。コロナはそこまでは感染が広がっていないんですけども、インフルエンザの方がすごくなっているので、引き続き注意をしていきたいと思っています」
◆感染性胃腸炎の集団発生も相次ぐ

新型コロナ対策で国が求めてきた屋内でのマスク着用を、今後、緩和する動きがることについても慎重な姿勢です。

飯倉幼稚園 牛島武史園長「マスクはすごく有効というのは肌で感じているので、うちの園では保護者の方にご協力いただいて、マスクは着用ということで」
福岡市内の保育施設では、新型コロナやインフルエンザの感染に加え、感染性胃腸炎の集団発生も相次いでいて、日々の感染対策に神経をとがらせる状況がまだ続きそうです。













