文化や芸術で地域活性化を図るため、石川県と東京藝術大学が7日包括連携協定を結びました。東京藝術大学が協定を結ぶのは全国で5県目で、北陸では初めてとなります。

7日県庁で開かれた県と東京藝術大学の包括連携協定締結式で、馳浩石川県知事と日比野克彦学長が協定書にサインを交わしました。

県と大学は「アートによるまちづくり」や「共生社会をつくるアートコミュニケーション拠点事業」「人材育成・交流」など6つの項目をテーマに地域の活性化を推進していきます。

馳知事
「次の時代を作り上げる若者に芸術を通じた教育の場を提供したいし、できれば石川県出身の子どもたちが将来世界で活躍するアーティストになればうれしい」

東京藝術大学とすでに協定を締結した県では、派遣された学生が小・中学校で子どもを指導したり演奏会を開いたりするなど、地域住民との交流を深めているということです。