地元の名産、“剣崎なんば”を多くの人知ってもらうため高校生が商品開発に取り組みました。出来上がったのは子どもも大人も大好きなあのスイーツです。
激辛でコクがあり後味に甘みが残るのが特徴の石川県白山市特産の唐辛子「剣崎なんば」。金沢錦丘高校では授業の一環として知名度が低い地元食材を多くの人に知ってもらうためのPR策を生徒が検討してきました。今回、掛け合わせたのは丸くて甘~いドーナツです。
ドーナツを手掛けた生徒は「ドーナツだったら素材の味を活かせると思ってドーナツを選んだ」と開発の経緯を説明します。生徒たちは去年10月に金沢市のドーナツ専門店「ウフフドーナチュ」に相談し、ともに商品開発を進めてきました。
出来上がったドーナツは剣崎なんばの粉末がたっぷりかかっていてアピールにはぴったりの商品です。また、剣崎なんばのほかにも、金沢産のしょうゆや能登の塩も使われ、石川の恵みが豊かなドーナツとなっています。
「今回出した剣崎なんばとかあまり知られていない食材と思うのですでに石川県のことを知っている人にも石川にはこういう新しい一面もあるんだよと見てほしい」(生徒)
高校生との共同開発は企業にとっても大きな収穫があったようです。ウフフ志賀嘉子社長は「行動することの大切さをすごく学んだというかビリビリ感じた」と話します。
生徒が手掛けた剣崎なんばのドーナツは、7日からウフフドーナチュの店舗やオンラインで全国販売されています。














