来年度に18歳を迎える高校生が投票を体験する「模擬選挙」が、長野県松本市の高校で行われました。
松本第一高校に設けられた「投票所」。
実際の投票所さながらに、投票用紙の交付機や記載台、投票箱などが用意されました。
来年度18歳を迎える2年生213人を有権者に見立てた模擬選挙で、投票する対象は、2022年7月に行われた参院選の実際の候補者や政党です。
最初の投票の前には、箱がカラであることを確認する「ゼロ票確認」も。
生徒たちは事前に選挙公報や新聞記事などを使って学習し、初めての投票の緊張感を味わいながら、一票を投じていました。



「実際に使うものとかを使ってやったので、よりリアルに選挙に興味を持った気がしています」
「長野県をよくするためにというのを自分の中で考えて、投票しました」
「もう少し難しいかなと思ったが意外と簡単に投票できて、これから18歳になって選挙権を持った時もやってみようと思った」
今回の投票率は80.3%だったといい、学校では「世の中の動きを知ったり、一票の重さを考えるきっかけになれば」としています。