トルコ南部で発生した地震を受け、NATO=北大西洋条約機構は、加盟国であるトルコから支援の要請があったことを明らかにしました。45か国から支援の申し出があったということです。

NATOの発表によりますと、トルコからは、厳しい天候に耐えられる装備の野外病院を3か所設置することと、設置のための技術者を要請されたということです。

NATOのストルテンベルグ事務総長は、ツイッターで、トルコのエルドアン大統領らと連絡を取り合っているとしたうえで、「この恐ろしい地震の余波の中で同盟国トルコとの全面的な連帯を表明する」と強調しました。

トルコに対しては日本や欧米各国などが相次いで支援を申し出ていて、エルドアン大統領は、NATOやEU=ヨーロッパ連合の加盟国を含め、これまでに45か国から支援の申し出があったと明らかにしています。