官民を挙げた、国産初の小型ジェット旅客機プロジェクトが事実上の撤退です。三菱重工業は「スペースジェット」の事業の開発を中止すると発表しました。
三菱重工業 泉澤清次社長
「本プロジェクトに関しましては、多くの皆様からご期待、ご支援をいただいていましたが、今般、開発中止の判断に至りましたこと、大変残念であります」
三菱重工業が事実上の撤退を発表した国産初の小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット」事業は、15年前に事業化を決定。「MRJ=三菱リージョナルジェット」の名称で開発が始まり、経産省からおよそ500億円の支援を受け、ANAや日本航空などからおよそ270機を受注していました。
しかし、航空機開発の知見不足などで6回も納期を延長するなど、トラブルが相次ぎました。
撤退の理由として、▼継続にはさらに巨額の資金が必要なことや、▼現在の市場環境では事業性が見通せないことなどを挙げています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
