先月、車が行き交う道路の真ん中をひとりで歩く小さな女の子を母と娘の3人が発見しました。女の子は“裸足”。女の子は3歳で、保護者が目を離した隙に鍵のかかっていないドアから自宅の外に出てしまっていました。もしも、あと少し遅れていたら…母と姉妹の「とっさの判断」は。

岡田光代さん(48):「裸足で女の子がひとり立っていて、周りに誰も人いなかったんで…」

あの日の体験を語るのは石川県白山市に住む岡田光代(おかだ・みつよ)さん(48)と、長女の愛里(あいり)さん(19)、そして次女の梨里(りり)さん(12)の母と姉妹の3人です。

1月22日の日曜、3人は石川県から買い物のため富山県高岡市にやって来ました。そして正午を30分ほど過ぎたときのことです。

母 岡田光代さん:「アイスを食べに来たんですけど…はじめは私たちは見てないです。この子(梨里さん)だけが見ていました」」

■小さな女の子がぽつんとひとりで…

3人でアイスを食べようと、目当ての店に向かって歩いていたとき、梨里さんが、遠くでひとりで歩いている小さな女の子に気づきます。

次女 梨里さん:「ひとりだなって思いました。おつかいとかに来たのかなと…」

なんで小さな女の子がひとりで…梨里さんは、違和感を覚えつつもそのまま3人で店へ向かいます。