米軍偵察 中国“実験”の可能性も 残る疑問は…

良原キャスター:
そして山口さんの見解です。
東京大学先端科学技術研究センター 山口 亮 特任助教
「人工衛星やドローンでの偵察に比べ、製造・運用のコストが安い」
「地下探索用の電磁波レーダーが搭載されていれば地下施設の観測も可能に」
「アメリカの探知能力と反応を試した可能性も」
そうした一連の流れもあってブリンケン国務長官は訪中を延期しました。
「訪中延期も計算の内だと思う。今後も中国による偵察気球が増える可能性は高い」
そしてお二人が残る疑問についても指摘してくださいました。

笹川平和財団 小原 凡司 上席研究員
「なぜ白色だったのか?発見を遅らせたいなら目立たない色に塗装するはず」
東京大学先端科学技術研究センター 山口 亮 特任助教
「搭載している通信機器が何だったのか?回収しないと情報が得られないタイプか、リアルタイムで映像を送信可能かでかなり違ってくる」
井上キャスター:
日本に3年前にあの気球がやってきていた。その結論は「正体不明」で片付けている。そうすると中国は日本の反応を見て「こんなもんか」と思う可能性もありますよね。
星さん:
それはあるでしょうね。日本でそれほど追及されなかったっていうことも。ただ今回ちょっと気になるのは、日本の政府もちょっと心配してるんですが、中国の中で台湾の問題も含めて、今アメリカと少し融和的な動きができるんですよね
その一つがブリンケンさんが中国に行くということだったんですが、それに反対する軍とかの強硬派が、その融和的な動きを潰すためにわざとやったんじゃないかという見方もあります。
井上キャスター:
日本で中国の偵察機が来たとしたら、アメリカと同じように撃墜をできるものなんですか?
星さん:
理論的にはもちろんできます。領空に入ったところは。ただその民間の動きで、間違って入ってきちゃった場合はそこまでやる必要はないだろうというのは慣例としてあります。













