病院に連れていってほしいと頼むが…
そして翌日、越前被告の精神状態が限界を超えたといいます。
この日の午前、物置の入り口にあったカーテンにマッチで火をつけました。気が付いた養父が消火。越前被告は母親に「病院に連れていってほしい」と頼みますが、母親が説得し病院には行きませんでした。
そして午後3時ごろ、2階の物置にあった大量の雑誌やダンボールに再び火をつけたのです。
越前被告は養父に火をつけたことを知らせたあと、自室に閉じこもります。

養父が火を消そうとしましたが、すでに火が回っていて消火できません。
結局、越前被告は隣人に救助され、自宅の外に連れ出されました。そして駆けつけた警察官に、自分が火をつけたことを筆談で伝えました。














