唯一、心のよりどころは買ってもらった犬…
越前被告は、母親の再婚がきっかけで4歳のころから養父と一緒に高岡市内の自宅に住むようになりました。幼いころから些細なことで感情的になって興奮するため、友人はほとんどいなかったといいます。
中学校でも友人ができず孤立していたという越前被告。気に入らないことがあると、物にあたったり、母親に暴力を振るったりするようになります。高校時代にはクラスメートのそろばんを壊すなど問題行動を度々起こすようになります。
そんな越前被告の唯一の心のよりどころは、両親に買ってもらった犬でした。「ハグ」と名づけ、かわいがっていたといいます。














