福井県大野市では3月3日の桃の節句を前に、ひと月早くひなまつりが開かれています。
福井県大野市の織物組合の蔵を改装した会場には「超特大ひな壇」に飾られた1000体ものひな人形が飾られています。
高さが約4メートル、幅約7メートル、奥行5.5メートルで20段もあるひな壇は天井に届くほどです。

きらびやかな装束姿のひな人形は、家庭などで飾られなくなった人形を大野市内の玩具店が引き取った物が中心で、古くは大正時代のものから昭和、平成のものまで所狭しと飾られています。
人形をよく見るとその当時の流行りの衣装や表情が個性豊かに表れています。

春を彩る越前おおのひな祭りは、3月12日まで、福井県大野市の平成大野屋「平蔵」と道の駅「越前おおの荒島の郷」で開かれています。