5日に大分県で開かれたマラソン大会で、新潟県五泉市出身で青山学院大学4年生の横田俊吾選手が4位に入り、学生初の2時間7分台で20年ぶりに学生記録を更新しました。
5日の「別府大分毎日マラソン」に出場した五泉市出身で青山学院大学4年生の横田俊吾選手。日本人の先頭集団に食らいつき快走を見せますが、38km地点から徐々に日本人先頭3人から離されていきます。
しかし、解説で番組に出演した青山学院大学の原晋監督は「まだ足上がる。まだ足が残っていますね」と教え子・横田選手の走りを指摘。
横田選手は40kmを超えた最終盤にギアをあげ、徐々に差を詰めると、最後の陸上競技場までに日本人選手2人を追い越します。最後は右手でガッツポーズを取りながらフィニッシュ。
全体4位、日本人では2位。記録は学生初となる2時間7分台の2時間7分47秒で、2003年に記録されたマラソンの学生記録(2時間8分12秒)を塗り替えました。
【青山学院大学 横田俊吾選手(五泉市出身)】
「去年よりは余裕をもって進むことができました。4年生は今年「箱根駅伝」でいい結果残せなかったので、後輩たちにやってやったぞというのを見せたくて意地で最後、日本人2位まで上りつめました。今年やってきたことは間違っていなかったので、本当に原監督には感謝です。」
横田選手はパリ五輪の日本代表選考会=MGCの出場権も獲得。さらなる活躍が期待されます。
(写真は2022年9月撮影)