一方、公園のあり方の「転換で」賑わいを取り戻した成功例もあります。
松江市 上定昭仁 市長
「全国から来ていただくことも、海外に訴求することも、サバゲーの聖地となるようなですね…」

2021年、松江市の上定市長が公園活用の社会実験として打ち出した「サバゲ―の聖地」構想です。
市が聖地として選んだ場所は、「宍道総合公園 古墳の森」。
広大な森林公園の中に、宿泊できるキャビンなども整備されていますが、利用客は年間2人だけという年もありました。
そこで、利活用のアイデアを市民に募ったところ、出てきたのが、「サバゲ―場」としての活用でした。

さらに、公園の管理についても市民の協力を得ています。
松江市公園緑地課 石本彰 課長
「約4割程度の公園が、地域の公園愛護団によって除草をしてもらっている。」
負担軽減のため、市民の「公園愛護団」に除草作業などを委託しています。