高知県警は3日、来年度の組織改革と幹部職員を対象とした人事異動を発表しました。
県警は来年度、新たに「サイバー犯罪対策課」を設置します。近年はインターネットやSNSを巡るトラブル・犯罪が多発していることから、こうした犯罪の捜査に特化し県外の警察とも連携して対応していくとしています。また、警察学校に入校中の「初任科生」が抱える悩みや相談に応じたり現場の若手警察官を精神面でサポートしたりする人員を配置するなど、若手の警察官をサポートする体制を強化するとしています。人事異動については今年4月に統一地方選挙を控えていることから幹部職員の異動を例年より1か月ほど早く行っていて、選挙違反などの取り締まりを強化するため、県内4つの警察署の署長に「捜査二課」を長く経験した警察官が配置されています。幹部職員を対象とした一次異動は2月17日に発令されます。
主な異動です。

警務部参事官兼首席監察官に川村剛氏。生活安全部長に北村昌巳氏。刑事部長に原田哲氏。交通部長に室津康博氏。

警務部総務参事官に笹雅人氏。生活安全部地域参事官兼人身安全対処参事官に肥本裕二氏。警察学校長に中野自書氏。
各警察署の署長はご覧の通りです。

高知警察署長に藤谷周三郎氏。高知南警察署長に栁瀬泰明氏。高知東警察署長に形岡謙譲氏。南国警察署長に竹内雄一氏。

土佐警察署長に岡潔氏。佐川警察署長に半田憲賢氏。宿毛警察署長に武政宏氏となっています。