宮崎県内のタクシー事業者から運賃改定を求める申請書が提出され、九州運輸局は、運賃の改定が「必要」と判断しました。
早ければ、今年7月中旬に、運賃が値上げされる見通しです。

九州運輸局によりますと、コロナ禍や燃料費高騰などの影響で去年11月から先月末までにかけて、県内のタクシー事業者から運賃の値上げを求める申請書が相次いで提出されました。

申請書は県内39の事業者のうち19の事業者が提出し、県内の総車両数の7割を超えたため、九州運輸局が運賃改定の必要性について審査。
経営状況が赤字であることなどから、運賃改定が「必要」と判断しました。

これを受け、タクシー運賃は今後、値上げされる見通しで、新たな運賃は、早ければ6月中旬ごろに公表され、7月中旬から適用される見込みです。

タクシー運賃が値上げされれば、2020年2月以来となります。