使うならリスクがあることも知っておいて

活用が広がるマッチングアプリ。ただ、使う前にはリスクがあることも知っておかなければなりません。

去年3月、都城市で、男性がマッチングアプリで知り合った女性と会うため公園に向かいましたが、やってきたのは、20歳の男と19歳の男。

男性はアプリ上で女性になりすました男に誘い出され、暴行を受けたうえ、財布を奪われました。


また、県消費生活センターには、マッチングアプリに関する相談が去年、42件寄せられたということです。

Parasol 伊藤早紀社長
「いきなり会うのに、2人っきりの密室に行かないとか、付き合う前にお金を貸さないとか、土日とかに一切会えないような方は既婚者の可能性があるので、そういった人と会わないとか、ふつうの人間関係として『それってどうなの?』みたいなところに、めちゃめちゃ敏感に気をつけるのがすごく大事


手軽に理想の相手が探せるマッチングアプリ。恋人との出会いや婚活の形は変革の時を迎えています。

(スタジオ)
確かにここ数年、マッチングアプリで出会って、結婚という話はよく聞きます。
一つには、「コロナ」ということで、出会いを求めていろいろな所に出歩くわけにはいかなかったということがあるかもしれません。
もう一つは、同じ職場や学校の中だと、交際が上手くいっている時はいいのですが、ダメになった時に非常に気まずいということがあるので、リスク回避をしたいという思いがあるのかもしれません。

宮崎県内の婚姻件数ですが、コロナ禍前の3年間が、1年におよそ4600件とほとんど横ばいだったのですが、2020年は4100件余りとやや減少し、2021年は3885件と、大幅に落ち込み、過去最低となりました。
マッチングアプリという新しい形が、婚姻件数にも新しい変革をもたらしてくれるのかもしれません。

※MRTテレビ「Check!」2月3日(金)放送 「Check!調査班」から